毎年、いくつかの産地の新蕎麦を打ってどれを主として使うかを決めています。
今年の新蕎麦をさまざま打って感じたことは、あくまで個人的な感想ですが、蕎麦の実の乾燥度合いが高いことです。
洒落ではありません…
なので、加水率が低くなる夏場(冬場は逆に高くなる)は例年に比べると高めになるだろうと予測をしていました。
確か去年の夏の加水率はだいたい43%前後、それに対して今年は45%前後。
と言うことで「ほれ見たことかーーーっ」 っと勝ち誇る気はありませんが「や〜っぱりね、そ〜だよねぇ〜」って感じです。
蕎麦打ちをされる方なら周知の事だろうと思いますが、夏場の加水の見極めは難しいですよね。
冬場と比べると夏場の加水の『適正値』は低くなります。
夏場は気温が高くなるので蕎麦がダレやすくなるから加水量が多いとさらにベタつく、かと言って加水量が少ないと、乾燥して端の方から亀裂が入ってしまいますからね。
もしも、多加水気味になったら打粉で誤魔化し…対処しましょう。
それでは。
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